借りぐらしのアリエッティ

遅ればせながら今日見て来ました。
感想です。

とてもよかったです！

事前に聞いていた感想だと、「微妙」論が多かったので
ある程度覚悟して行ったのがよかったのか、
むしろどこに欠点が？と思うくらいすごく楽しかったです。

インセプションもよかったですが、同じくらいアリエッティもよかったなー

Arrietty's Song（借りぐらしのアリエッティ・主題歌）

• アーティスト: セシル・コルベル,Cecile Corbel,伊平容子
• 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
• 発売日: 2010/04/07
• メディア: CD

確かにちょっとあれ？と思ったところはありましたが
（何で閉めたはずの翔部屋の鍵あいてるの？とか、
　翔はどうやってアリエッティの家を見つけたんだ？とか）、
きっと何か裏エピソードがあるに違いない。
というかそんなのカバーしちゃうくらいよかったです。
事前に聞いていたのは、時間が短い、終わり方が微妙、などでしたが、
時間は思ったよりそんなに短いとは思わず、話もちゃんと完結していました。

結局別れることになったけど、こういう事もたくさんあるよね。
お互い好きだけど、立場上一緒にいられなくて。
言葉にしない感情がひしひしと伝わって来て、泣きそうになりました。最後。
翔の「滅び行く運命」発言もほんとは手術で死ぬかもしれない自分に向かって言った言葉で、
「そんなことない」と言ったアリエッティの言葉に励まされたんじゃないかと思う。
だから生きる希望をくれたと言う意味の「君は僕の心臓の一部」なのかな、なんて思ったのでした。
あと、翔がアリエッティによかれと思ってした事が、
結局裏目に出ちゃった時の翔の心境を考えると切なくて切なくて。
子供にとっては難しいんじゃないかな、この映画。どうだろう。

そういえば、猫のミーヤはまんま猫バスだよなあ、と思いました。
スピナーも仕草がカンタだよね。
トトロのリスペクトでしょうか。ちょっと嬉しかったです。